エピソード44 名前が仮面ライダーみたい!!

まいどっ!

レトロゲーム大好き「ともきち」です。

今回のファミコンカセット入手の報告です。

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本日の戦利品

ファミコンカセット本日の成果はファミリーベーシックv3の1本でした。

ファミリーベーシックV3 (任天堂)

今回のROMカセットは、エピソード9で紹介した、ファミリーベーシックの機能アップ版です。その名も「ファミリーベーシックV3」。
名前が仮面ライダーみたいですね。。。(昭和生まれの50歳です)
でもこれって、単純にファミリーベーシックのバージョン3って名前なんですよね。

エピソード9でも書きましたが、初代ファミリーベーシックはメインメモリーの容量が極端に少なく、プログラムを書いてもすぐに容量オーバーして、まともなゲームが作成できないといった
意見が続出したみたいで、比較的早い段階で、こちらのバージョンアップ版がリリースされました。

V3の主なバージョンアップ内容は

1)メモリー容量は2倍になった。
⇒1,982バイトから4,086バイトにアップしました。これだけでもパソコンに比べると少ないですが、短くて効率のよいプログラムを書く練習にはなったと思います。

2)BASICが強化された。
⇒ゲーム作りに役に立つ命令が26種類追加されました。これにより短くて効率の良いプログラムを作成することが可能になりました。

3)BGグラフィックが使いやすくなった。
⇒今までのファミリーベーシックでは、プログラムを作成している途中で背景画を変更したくなった場合は、一度メニューに戻ってあらためてBGグラフィックを選択しなくてはなりませんでしたが
V3では、BASIC画面から直接BGグラフィック画面が呼び出せるようになり、プログラム作成の効率が良くなりました。

4)4つのプログラムが内臓されている。
⇒V3にはあらかじめ「ハート」「ペンペン迷路」「マリオワールド」「スターキラー」の4つのプログラムが内臓されており、そのままプレイしたり、自由に改造できます。
ハンドブックにプログラムリストと説明が記載されているので、BASICの勉強や、オリジナルのプログラム作成に参考になります。

また、「ファミリーベーシックV3」からは、イントロダクション画面はでなくなり、いきなり直接BASICの画面が起動するようになり、少し寂しい画面になってしまいました。
まぁ、パソコンに、より近づいたといってもいいかもしれません。

しかしながら、ファミリーベーシックのバージョンアップはこれ以上は行われず、ファミコン初期段階で早々と姿を消すことになりました。

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外箱と説明書付きを手に入れました

今回ROMカセットだけではなく、外箱と説明書付きをゲットしました。
ファミリーベーシックv3の外箱表面外箱の表面です。かなりの上部に痛みがあります。

 

ファミリーベーシックv3の外箱裏面外箱の裏面です。4つの内蔵されたゲームプログラムの画面が紹介されています。

 

ファミリーベーシックv3を開封したところ外箱を開封したところです。今回もハンドブックはプログラムが記載されている為、結構なボリュームがあります。

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レトロフリークにROM吸出し

それでは、レトロフリークにROM吸出しを行います。
レトロフリークにファミリーベーシックv3のROMが正常に取り込まれました。無事、ROM吸出しできました。

ファミリーベーシックのバージョン違いについて

ファミリベーシックROMのバージョン違いエピソード9でも紹介したファミリーベーシックのROMと、今回手に入れたV3のROMは色違いで一目でバージョン違いがわかるようになっています。

 

ファミリーベーシックV2.1AのBASIC画面黒い方のROMはBASIC画面を起動すると、V2.1Aと表示されました。メモリ容量は1,982バイトと表示されています。

 

ファミリーベーシックV3のBASIC画面今回、ゲットした赤い方のROMを起動するとV3.0と表示されました。メモリ容量は4,086バイトと表示されてます。

 

レトロフリークに取り込まれたROMのリストレトロフリークのリスト画面でもファミリーベーシックが2つ存在しています。

 

レトロフリークに取り込んだファミリーベーシックのバージョン違いレトロフリークに取り込んだリストファイルを確認してみると確かにV2.1AとV3.0になっています。

ちなみにファミリーベーシックのバージョンは、
V1.0  ⇒ 初期バージョン
V2.0A ⇒ 関数追加
V2.1A ⇒ V2.0Aのバク修正
V3.0  ⇒ 最終バージョン

以上、4つのバージョンが存在します。この中でV3.0バージョンのみ単体販売されました。

ともきちは、マイルールに従い、今回のV3.0のバージョン違いROMは別物とカウントしますので、ダブり扱いにしてません。

集める予定は今のところありませんが、V1.0とV2.0AのROMカセットを手に入れた場合、レトロフリークでどのように扱われるのか報告したいと思います。

購入場所

駿河屋通販で購入しました。

箱、説明書付きは、メルカリやヤフオクであまり出回らない為、取り揃え豊富な駿河屋通販で買いました。

かかった金額

購入金額 5,211円
送料 0円

箱、説明書付きだったのでこの値段は、まぁまぁからと思いました。

編集後記

ファミリーベーシックが発売されたのが、「1984年6月21日」でV3が発売されたのが「1985年2月21日」なので、8ヵ月間の短い間に4つのバージョンを出したのことになります。
よほど見切り発車で発売したのでしょうね。

それでも、自分でプログラムを作ってオリジナルのゲームを遊ぶってのは、当時としては興奮物でした。(ちょっと大げさか、、、。)

奇しくも2021年6月に任天堂スイッチで、ゲームプログラムが体験できるソフトが発売されました。今では小学生の授業でプログラミングが必修化されていますので、このソフトを機に、プログラマーやシステムエンジニアを目指す少年少女が増えてくると良いなと思ってます♪

フルコンプまで、あと835本!!

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